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キリスト教教育

キリスト教教育

神様を愛し、人を大切にし、よろこばれる人に

本校はキリスト教の価値観に基づいて教育を行っています。創立者シスター江角ヤスは純心教育の目的を次のように語っています。「神様を大切にし、人様を大切にせよ。言い換えると、神様にも人様にも喜ばれるほどの人になる、というのが、イエズス様の教えです。」「私たちはこの教えに従って、皆さんを人様から喜ばれる、役にたつ人に教育しなければならない義務を持っています。」

この言葉は、聖書に記されている「あなた方は、心を尽くし、精神を尽くして神様を愛しなさい。そして人びとを自分のように愛しなさい。それが一番の大きな掟です。」にもとづいています。 シスター江角が「人を大切にね」と言うときは、人を自分のように愛しなさい、という意味であり、人を大切にすることは人を喜ばせることと教えています。建学の精神となる言葉です。

愛される体験が世界を肯定し、自ら学ぶ意欲を養う

人を愛し大切にすることができるようになるためには、ありのままの自分が愛され大切にされる経験をたくさん持つことが必要です。本校は、生徒たちが無条件で愛されていることを実感できる、様々な経験の場を用意しています。そのことが、世界を肯定し、自ら学ぶ意欲を獲得する大きな力にもなります。
神父様のお話として、シスター江角に関する次のようなエピソードが残っています。
「シスター江角に会った方々のすべてが『私だけが特別にシスターから愛されている』と思ったほど、彼女はすべての人々を隔てなく愛された。」

人を喜ばせることが自らの喜びにつながる

また、シスターは人を喜ばせるためには、「いやなことは私がよろこんで」引き受ける覚悟も必要である、と考え、次のような学園標語を提示しています。そして、シスター自らが率先して標語の精神を具体的な行動として実践していました。

学園標語「マリアさま いやなことは私が よろこんで」 


生徒たちは、この標語の実践の積み重ねにより、人を喜ばせることが、実は自分自身を幸福にしていることに、やがて気づいていきます。学園に設置されているマリア像は、生徒たちが他の人の気持ちを思いやり、他の人のために尽くす心を忘れないように、日々慈しみ深いまなざしで見守っています。


創立記念日 5月31日

1963年(昭和38年) 5月 初代理事長 シスター江角ヤスが、学校法人東京純心女子学園を創立しました。

毎年5月31日、東京純心では「創立記念式典」が行われます。司教様においでいただき、講堂にて全校生徒参加の「感謝のミサ」をいたします。厳粛な雰囲気の中で東京純心の建学の精神を改めて心に刻み、日々の自分を支えてくださっている多くの方々への感謝の思いを新たにし、皆が幸せに生きられる平和な世界の実現を祈ります。

長崎の純心高校の歴史へも思いをめぐらします。長崎では、原爆投下により多くの純心生が亡くなり、シスターも被爆、校舎も全壊しました。多くの生徒を失い、心を痛めたシスター江角は学校再興を断念しかけましたが、「もう一度純心を」という多くのご父母の声に励まされ、長崎の純心高校を再興しました。そして、東京でも平和に貢献できる生徒の育成ができる学校を、と願い、自然あふれる八王子の滝山の地に「東京純心女子高等学校」を開校しました。

創立記念日
創立記念日

クリスマス

待降節 クリスマス装飾

純心のクリスマスは、待降節から始まります。
各クラスに「アドベントカレンダー」が配られ、毎日終礼時に「今日のお祈り」をもとに静かに1分間の黙想をします。
職員室前ロビーには、クリスマスの装飾が毎日少しずつ増えていきます。中学1年生が美術の授業で制作したプッシュステンドも窓に飾られます。

クリスマス装飾

クリスマス会

クリスマス会は講堂で行われます。神父様司式のクリスマスの講話に耳を傾けます。ここ数年、サレジオ会の佐藤直樹神父様が、絵本のスライドや人形を用いてクリスマスの本当の意味、本物のクリスマスプレゼントとは何かをわかりやすく教えてくださっています。

その他、吹奏楽部の演奏、弦楽部の伴奏に合わせてのクリスマス聖歌の合唱、キャンドルサービス、高校音楽選択者によるハンドベルの演奏などが行われ、クリスマスの聖なる雰囲気に包まれます。すべての人が平和に過ごせる世の中が早く訪れますように、天災のために不自由な生活を強いられている方々が、早く安心して生活できますように、との願いを込めて祈りをささげます。

クリスマス会
クリスマス会

クリスマス献金

このクリスマス会までの1ヶ月に、毎年、クリスマス献金を呼びかけています。2016年度は総額47,521円が集まり、カリタス・ジャパンを通して、東日本大震災の被災者の方々へ寄付させていただきました。

ファミリーマイホーム訪問

クリスマス会の日の午後、クリスマスの喜びをより多くの方々と分かち合うために、近隣の老人ホーム「ファミリーマイホーム」を毎年訪問しています。宗教行事係、弦楽部、つくし部、総勢50名ほどで訪問します。

2016年度は、集まってくださった利用者の方々を前に、弦楽部の伴奏で「もろびとこぞりて」「しずけき」の2曲のクリスマス聖歌と「ふるさと」を合唱しました。一緒に口ずさんでくださったり、涙を流して喜んでくださったり、私たちもとてもうれしくなりました。途中、中学生が手作りしたクリスマスカードと、つくし部が作ったクリスマスの飾りもプレゼントできました。短い時間でしたが、クリスマスの平和と喜びを感じるひとときでした。

ファミリーマイホーム訪問

修養会

修養会とは、神父様の講話をお聞きしながら、心静かにこれまでの自分を振り返り、自分の生き方を考え、これからの人生を力強く歩んでゆけるよう未来を見つめる集いです。高校3年生と中学3年生で行われます。

高校3年生(2015年度5月)

長崎南山中学校・高等学校校長の西経一神父様においでいただきました。軽妙でユーモアたっぷりのお話に笑い転げ、じんと来るお話には涙を浮かべ、とにかく神父様の一挙一動、一言ひとことに引き込まれたひとときでした。

人生は限りがあるからこそ価値がある
神父様は、「人は何のために生きるのか」、「何のために学ぶのか」を、しっかりと生徒たちの胸の奥深くに届くように伝えて下さいました。その後、聖堂でおごそかにミサが執り行われ、「人生は永続的なものではない。かぎりがあるからこそ価値がある。だから今という時が輝くのである」と話されました。
高3になって1ヶ月、はりきってスタートしたものの、受験勉強の悩みや進路への不安が頭をもたげ、そろそろ息切れが出はじめた生徒たちにとって神父様の講話は、人生において本当に大切なものに気づかせ、元気と勇気を贈って下さるものでした。

修養会

中学3年生(2016年度1月)

「修養会」の日は、授業はありません。午前中の半日、静かに沈黙で過ごします。神父さまの講話からヒントをいただき、自分の今までの学校生活をふり返ります。とはいっても、堅苦しい雰囲気はぜんぜんありません。神父様と一緒に歌を歌ったり、絵を描いたり、楽しいやり取りをしながら、「生き方」について思いを巡らせていきます。最後に聖堂で「いのりの集い」を行います。聖書を朗読し、聖歌を歌い、こころを研ぎ澄ませて修養会を終えます。

愛の反対は無関心
今年度も、サレジオ会の関谷義樹神父様においでいただきました。神父様ご自身のギター伴奏に合わせながら、中3全員で祈りの歌を歌いました。楽しく軽快な講話に生徒はどんどん引き込まれていきました。関谷神父様は「愛とは与えること、愛の反対は無関心」「大切とは、自分を大きく切って人に与えること」「あなたは唯一の存在」など難しい内容を、たとえ話でわかりやすく生徒にお話して下さいました。多くの恵みをいただき生徒たちは満ち足りた表情をしていました。

修養会

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