復興への祈り:笑顔の力
19世紀半ばの電信・電話の通信開始30年前には、「画像電送の発明」があったようです。時代は情報社会の波にのり、今や地球市民は人類共同体として、喜びや悲しみを瞬時に分かち合っています。3・11の巨大地震は、まさに時を待たずして報道され、世界中の人を震撼させたのです。忘れられないあの大惨事を目の当たりにして、憂いを感じない人がいたでしょうか。
愛する家族を、親しかった友人を、何十年も掛けて積み上げた生活の全てを、一瞬にして飲み込んだ大津波。この出来事に深く心を痛めた一外国人の祈りが、世界中に伝えられたのです。"Pray for Japan ―日本人の癒しのために― "日本人のがまん強さ、災難に対しての冷静な態度や品格を称え、復興への願いが込められた素晴らしい祈りでした。この祈りの心は、パワー溢れる純心の学生たちの心にも届きました。
今年の聖母祭実行委員会では、東日本大震災で被災された方々はもとより、日本全国に笑顔と元気を届けたいという思いで企画にのぞみました。被災地支援の募金、東北産物の販売をはじめとして、大震災の苦しみと悲しみの日々から、一日も早い復興のために尽くしたい、と全力をあげて企画を進めて参りました。
今年のテーマは"Pray for Japan ~笑顔は純心から~"
聖母祭では、笑顔あふれる学生たちが、皆さまとともに東日本に喜びと安らぎの日を届けることができることを楽しみにしつつ、お出でをお待ち申し上げております。また、学生たちは、ご来場の皆さまがますます元気付けられるよう、笑顔と"おもてなしの心"でお迎えいたします。聖母祭の日々が、皆さまの「よき出会い」のひと時となり、心身ともに「復興の一日」となりますようにお祈り申し上げます。

≪ともしびが消えた日≫
Sr.K.Urata