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Humanities Basicsパイロット版1回目を実施しました

 11月16日(金)は「アーサー・ミラーの『セールスマンの死』から見える人間と世界」と題した増田先生によるミニレクチャーが行われました。現代文化学部と看護学部の学生8名が参加しました。
キーとなるのはこの台詞です。


“You can’t eat the orange and throw the peel away –a man is not a piece of fruit!”
「オレンジの実だけ喰って、皮を捨てるようなわけにはいきませんよ―人間は果物じゃなんだから」


 この台詞には資本主義あるいは競争社会の中で切り捨てられる人々へのまなざしが感じられます。美術なら絵や作品に、音楽なら歌やメロディに込めるように、舞台芸術では台詞に普遍的価値を込めます。その証拠にこの名台詞は50年たった今でも、語り継がれ引用され続けています。
 1つの作品あるいは1つの台詞を通して、歴史、経済、語学、文化、宗教などさまざまな学びへの入り口が広がることや、普遍的価値のある作品は私たちの教養として力になることを教えてくださるレクチャーでした。弱者や生産性のない人を切り捨てる社会は今も同じです。純心の学生達が将来目指す職業は、そうした人々とも分け隔てなく向き合う力が問われます。


Humanities Basicsパイロット版は平成30年度東京純心大学教育改革事業に採択されました。お昼休みに学生食堂を会場にミニレクチャーを開講し、身近な話題から世界へとつながる学びの醍醐味を伝えています。申し込み制で、当日のランチチケットが提供されます。