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上智大学との合同ゼミを行いました。

合同ゼミ内容報告
2010年7月11日に上智大「小塩教授ゼミ」と東京純心女子大の飯島国際教養ゼミの合同発表会を、上智大学にて行いました。純心は本年度から上智との学生交流協定を結び、現在は純心学生5名が交流生として学んでいます。今回の合同発表会も、その交流の一環として行いました。
 

 今年の飯島国際教養ゼミは、「グローバル・ヒストリー」をテーマとしています。これまでの歴史観は、一つの国とそこに住む国民が歴史を作っている(=一国史)と考えられる傾向にありました。しかし、グローバル・ヒストリーでは、移民・環境問題・国際交易商品などの国の「壁」を超えて移動する事象に焦点を当て、一国史的な見方を切り崩していく歴史観を提示します。ゼミ受講者が今回の発表にあたって選んだテーマは、一見共通性がないように見えますが、根底にはグローバル・ヒストリーという共通の視点があるのです(下記のプログラム参照)。
 

 一方、小塩ゼミは「アメリカ研究」をテーマとしています。これまでのアメリカ研究が合衆国内の政治経済状況、あるいは合衆国政府の外交政策を研究対象としてきたのであるとすれば、これからのアメリカ研究は、国境を越え、国内の集団間の壁を越え、政治経済のみならず文化や日常生活を対象に研究することになりましょう。ゼミ受講生が今回の発表にあたって選んだテーマは、こうした観点と深く結びついたものです(下記のプログラム参照)。
 

 さて、合同発表会は参加者13名(上智学生6名、純心学生5名+小塩先生、飯島)で行われ、それぞれの持ち時間が15分(発表+聴衆からのコメント)でした。すべての参加者が、パワーポイントを使用しながら、てきぱきと発表をこなし、その後のコメントでも活発な議論が取り交わされました。今日の発表者M(純心3年)さんは、「上智大学との合同ゼミはとっても刺激的でした。様々なトピックの発表はもちろん、自分の研究が第三者にどのように受け入れられるのか、肌で感じることができとても楽しかったです。」とコメントしてくれました。多摩川を越え、大学の「壁」を越えて行われたゼミは、発表者にとって有意義な経験になったようです。
 

 しかし、課題も残りました。小塩先生からは、限られた時間でいかに効果的な発表をするか、というタイム・マネージメントと発表スタイルの改善に関しての的確なご指摘を頂きました。一方、今年から初めてゼミを担当した飯島は、(実は発表者の皆さんと同じくらい緊張していて!)、無事合同ゼミが終わったことに対して、発表者の皆さんに心からの拍手を送ることが精一杯でした。今回の経験を生かして、研究に磨きをかけていってください!     
                                                   (報告者 飯島真里子)
 

 写真上から)

1. 発表者全員がパワーポイントを使用して発表を行いました。

2.皆さん、熱心に発表を聞いています。コメンテーターの人は、発表後すぐコメントをしなければいけないので、もっと大変です。

3.合同ゼミの集合写真

飯島国際教養ゼミ1.jpg

飯島国際教養ゼミ3.jpg
飯島国際教養ゼミ4.jpg当日プログラム 

☆上智大学&東京純心女子大学 合同ゼミ☆

プログラム

12時50分~ 自己紹介

セクションA 13時~14時
・H.G.(純心)「メディアからみる日韓の文化交流-韓流・日流のドラマを中心に-」

コメンテーター:M.K.
・N.S.(上智) 「ミュージカルWickedについて」

コメンテーター:A.M.
・M.S.(純心)「日本人移民のもたらした食文化-ハワイに溶け込む『日本食』-」

コメンテーター:R.I.

・K.M.(上智)「音楽と女性の関係-Music Videoにおける女性の表象」

コメンテーター:M.M.  

セクションB 14時10分~15時10分
・Y.T.(純心)「『逆カルチャーショック』の考察-海外帰国者の声より-」
コメンテーター:N.S.

・W.W.(上智) 「Japanese America’s Self-Portraits Seen in Nisei Week, LA

コメンテーター:M.S.

・M.M.(純心)「支援者から見る日本在留外国籍者の実態-八王子における就学年児童・生徒の実例から-」

コメンテーター:K.M.

・M.K.(上智)「奴隷聞き書きから見る主人と奴隷の関係性について」

コメンテーター:H.G.

休憩10分

セクションC 15時20分~16時05分
・R.I.(上智)「カルフォルニア州における移民の経済効果について」

コメンテーター:Y.T.
・A.M.(純心)「英語教育の戦前・戦後の比較研究」

コメンテーター:W.W.

・K.S.(上智)「The Relationship Between Issei Mothers and Nisei Children of Japanese Americans

コメンテーター:M.M.

小塩先生&飯島先生からの一言 

*発表者・コメンテータ―の氏名は共にイニシャルのみ記載しています。