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片麻痺のある高齢者の擬似体験を行いました

急性期(高齢者)看護学の授業で片麻痺体験スーツを着用し、利き手・利き足が麻痺した高齢者の擬似体験を行いました。
普段何気なく行っている生活動作(布団からの立ち上がり、お茶入れ、薬袋を開けること、タオルをたたんで引き出しにしまうこと、など)も、利き手が使えないために四苦八苦。急須が右利き用にできていることに気づいて、日常的に使用している身近な生活用具の作りが体の不自由な方にとって障害になり得ることを発見した学生もおりました。リハビリテーション用の自助具の体験では、実際に食べ物を箸でつまんで食べたり、障害者用に片側の縁が高くなった食器と平らな皿でスプーンでの食べ物のすくい易さの違いを比較しました。
杖歩行では、キャンパス内の坂道や屋内外の階段昇降を体験しました。杖の持ち方・学生個々に合った長さの調整から始まり、基本的な杖と足の運び方を頭で考えながら、最初はぎこちなかった歩き方も徐々にスムーズに歩けるようになりました。
階段昇降では、階段を降りるときにバランスを崩しそうになった時の怖さを体感し、貴重な体験となりました。
体力も筋力もある学生の擬似体験は、実際の高齢者の状況と同じではありませんが、机上の学習とこのような演習を結びつけることで体験的に理解を深め、相手の身になって考える姿勢を養い、より的確な看護を考え、実践できるように教育を工夫しています。

 

  H29片麻痺のある高齢者の擬似体験   H29片麻痺のある高齢者の擬似体験  

(文責:高齢者看護学 塚本、松岡)