教育課程

2022(令和4)年5月1日現在

現代文化学部

カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)

[東京純心大学]
本学では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、教育課程を「基礎科目」と「専門科目」で構成しています。
1. 「基礎科目」
・「基礎科目」では、本学の建学の精神及び教育理念を基盤として、常に平和に関心を示し、幅広い教養と豊かな人間性、倫理観をもとに、責任ある行動力を有した人材を育成するための科目群を構成しています。
・学部を越えて幅広い分野を横断的に学び、人類の文化や歴史、社会と自然、芸術に関する知識を理解し、専門教育を学ぶために必要な基礎知識を身につけるための科目群を構成しています。・多文化共生社会の担い手となるために、異文化社会に関する意識や知識、英語を体系的に修得し、国境や人種、思想・信条を超えて多様な人々と協働できる人材育成のための科目群を構成しています。

2. 「専門科目」
・「専門科目」では、専門的な知識・技術、論理的思考力、実践力を育むことで、専門職業人の育成に必要な科目を体系的に編成しています。
・演習や実習等の実践的、体験的学習を通して専門的知識・技術を身につける科目群を構成しています。
・既習の知識・技術、経験等を活用し、自ら課題を見出し、課題解決に粘り強く取り組むことで、物事の意義や本質を探究していく方法を身につけ、論理的思考力、批判的思考力を高めます。

3. 授業形態
・授業形態は、思考力や判断力を育むために、グループワーク、グループディスカッション、PBL(問題解決型学習)、プレゼンテーション、フィールドワーク等の能動的学習方法(アクティブラーニング)を積極的に取り入れ、双方向型の学びを重視した教育方法を実践します。

4. 学修成果の測定と評価
・学修成果の測定と評価は、シラバスの評価方法・基準をもとに、成績評価基準に従い厳正に行います。
・ 本学での教育の質を保証し、さらに高めていくために、教育の内容、方法、成果に対する組織的な評価及び検証を行います。

[現代文化学部 こども文化学科]
現代文化学部こども文化学科では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、教育課程を「基礎科目」と「専門科目」で構成しています。

1. 「基礎科目」
  建学の精神と教育理念に基づき、常に平和に関心を示し、幅広い教養と豊かな人間性、倫理観をもって責任ある行動のとれる人材を育成するために、以下のような科目群で体系的に編成しています。
①大学1・2年次の導入教育となる「現代文化セミナー」「純心チュートリアル」「アカデミック・ライティング」「Humanities Basics」を卒業必修科目として開講します。
②人文・社会科学、芸術、外国語、情報、スポーツ・健康、留学・インターンシップなどの選択科目を通して、主体的に真理を探究する姿勢を身につけ、深い洞察力と豊かな感性をもって表現し、協働することができる人材を育成します。

2. 「専門科目」
  専門的な知識・技能、論理的思考力、実践力を育み、保育士資格・幼稚園教諭1種免許状取得に必要な科目を以下のような3つの柱(身につける力)にバランスよく配置し、入門期・発展期・実践期・探究期の学修段階を踏まえてカリキュラムマップに示す通り体系的に編成しています。
①多文化共生社会の担い手として、こども文化・保育・教育全般への思考力・判断力を身につける。
②こども文化・保育・教育の専門的知識と技能を身につけ、地域社会において主体的に貢献することができる。
③保育・教育の実践を通して適切な態度を身につける。

3. 授業形態
①感性教育の伝統を基に<表現系科目>に力を入れています。【思考力・判断力・表現力】ーーピアノ・トーンチャイム・リトミック・造形・絵本・読み聞かせ・舞台表現
②全人教育・リベラルアーツ教育の伝統を基に<実践型科目>でのアクティブラーニングに力を入れています。【主体性・多様性・協調性】【知識・技能】ーー野外文化活動、言語文化海外実習、リベラルアーツ実習

4. 学修成果の測定と評価
シラバスの評価方法・基準をもとに成績評価基準に従い厳正に行い、学修評価はGPAに集約し、各学年のポートフォリオを活用しながらアドバイザーが修得単位数とともに適切な指導や助言を行います。

現代文化学部の教育内容(2022年度科目)

※ こども文化学科の卒業要件単位は、必修科目48単位を含む総計124単位とします。

履修モデル

2021年度現代文化学部こども文化学科生の履修モデル


看護学部

カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)[看護学部 看護学科]
1.豊かな知性と感性を磨き、能動的な学修態度を獲得するために、順序性に留意して科目をバランスよく配置している。人間尊重の精神に基づいた倫理性、人間理解、コミュニケーション能力などを培う「教養」群、科学的思考、科学的根拠に基づいた看護を実践するための基本的知識・技術・態度を修得する「専門」群、さらに自己管理能力、自律性を高めるための「発展」群を配置した教育課程を編成している。

2.対象者の健康課題解決にむけた看護を行うために、課題解決技法および健康段階・発達段階に応じた専門知識や技術を身につけることができる。1~3年次に、生活者の視点から身体的・精神的・社会的側面を理解するために必要な知識・技術・態度を身につけることができる。また、文化や制度と健康に関与する理論など、看護の基礎となる科目を配置している。4年次においては、既習の学びを統合して、断続的に学び、看護を創造することにつながる科目を配置している。

3.看護を提供する多様な場の理解と、対象者としてのコミュニケーション能力を養うために、1・2年次には、講義・演習の学びを活かした実習を段階的に配置している。3年次には、既習学修をもとに専門性の高い看護を学ぶために領域別実習を配置している。4年次には、学生個々の学修課題を明確にし、看護(学)の探求のために統合実習を配置している。また、多職種連携教育(IPE)を通してチーム医療を学ぶ科目を配置している。

4.4年間を通じた学修形態として、能動的学習方法であるアクティブ・ラーニングを積極的に取り入れている。的確な臨床判断に基づいた看護実践能力を高めるために、シミュレーション教育に代表される情報通信技術(ICT)などを積極的に活用している。また、自己省察力を高め、継続的に学修する能力を養うために、ラーニング・ポートフォリオを活用している。

5.学修の成果は、課題レポート、演習への参加状況、筆記試験、実習前後の課題達成と実習中のディスカッション等を踏まえて、シラバスの学修目標に沿って適正に評価する。また、卒業研究の評価は、看護学における新たな課題の提起、計画的・継続的な探求姿勢、プレゼンテーションおよび最終成果物等を踏まえてシラバスの学修目標に沿って適正に評価する。

看護学部の教育内容(2022年度科目)

履修モデル2021年度

看護学部看護学科の履修モデル(時間割例)