《ご報告》クリスマスチャリティオルガンコンサート2022を開催しました

 12月10日(土)3年ぶりにお客様をお迎えしてクリスマスチャリティオルガンコンサート2022を開催しました。感染症対策として事前申込制を採り、人数を限定しての開催でしたが、対面のコンサートを心待ちにしてくださった皆様とともに心温まるコンサートを作り上げることができました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

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 コンサートは、トーンチャイムの合図ではじまり、学生による聖書朗読、純心が創立の時から大切にしているグレゴリオ聖歌のAve Maria、そして荘厳なオルガンの音色が約20分間江角記念講堂を包みました。久しぶりにご来場された方には懐かしく、また初めてお越しの方には圧倒的な音楽でお迎えできたのではないかと思います。その後、東京純心大学合唱団PURE HEARTが聖歌を交えたクリスマスキャロルメドレーを披露しました。

 休憩時間には、Junshin Christmas Marketをお楽しみいただきました。チャリティ募金(後日改めてご報告させていただきます)の他、ペットボトルキャップの回収やクリスマス絵本をご紹介するコーナー、ハンドメイド品の販売、そしてシスターとの交流を楽しめるコーナーを設けました。またこちらも3年ぶりに東京純心大学・東京純心女子短期大学同窓会くぬぎによる「くぬぎクリスマス展」も開催され、SDGsな作品などコンサート会場に彩を添えてくださいました。もちろんマーケット内には学生の連弾でクリスマスのスタンダードナンバーが響きます。こちらも大変ご好評いただき、聴衆の輪ができていました。

 後半は、ヴァイオリンとオルガンの共演をたっぷりとお楽しみいただきました。クリスマスが意味するもの、そして平和への祈りが込った演奏は、静謐な響きとなって聴衆を魅了しました。オンラインのための収録とは違い、一度きりの演奏は情熱的でもあり、対面開催の魅力を存分に味わっていただけたのではないでしょうか。最後は、恒例の「きよしこのよる」の合唱です。長年本学の教育研究にご尽力くださったオルガニストの故酒井多賀志先生によるアレンジで、演奏前には米沢(鏑木)陽子先生からそのご説明がありました。感染症に鑑み、マスク着用のまま小さな声を合わせるようにしました。その小さな歌声一つひとつが喜びや癒し、そして祈りとなって一つになったような瞬間でした。

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 無事にコンサートを終えることができましたもの、ひとえにご来場いただきました皆様のお心遣いの賜物です。誠にありがとうございました。お寄せいただきましたお言葉は今後の励みに、そしてご意見は今後のコンサートをよりよくするために活かして参ります。

皆様のもとに良いクリスマスと新年が訪れますことを心よりお祈りいたしております。

キリスト教文化研究センター☆地域共創センター