ホーム>看護学部看護学科>ニュース一覧>透明文字盤を使ったコミュニケーション技術の体験

透明文字盤を使ったコミュニケーション技術の体験

在宅看護学Ⅱ(3年次生)の授業の中で「神経難病の人のケア~コミュニケーション方法~」の演習を行いました。

日本 ALS(筋萎縮性側索硬化症)協会理事の岡部宏生さんをお招きしました。岡部さんはALS患者としての国内や海外での活動ならびに日々の生活についてご講義をして下さいました。ご講義の中で「命の相談にのれる看護師になって欲しい」「患者さんのコミュニケーションをとりたいという思いを大切に受け止め、最後まであきらめないで聞こうとすることが大切です」という言葉をいただきました。ご講義の後、透明文字盤*を使用して岡部さんとコミュニケーション体験をさせていただきました。岡部さんは透明文字盤に慣れない学生に対して、丁寧にユーモアを交えてお答えして下さいました。コミュニケーションを体験した学生からは、「もっとコミュニケーション技術を学び、岡部さんと話がしたい」「伝わらないもどかしさが理解できた」との声が聞かれました。また、ICT救助隊**の方より、ご本人のできる力を活用した様々なコミュニケーション機器(写真参照)を紹介していただき、実際に操作しながら体験学習をしました。
障害や病気があっても、自分が望む生活を送るためにはどうしたらよいか考え、社会資源(医療・介護保険のサービスやボランテアなど)を活用していらっしゃる岡部さんのお姿やALS患者の仲間のことを考えて日々活動されている生き方に深く感動し、勇気をいただきました。下記の写真は当日の演習の様子です。  

 

2018年度 東京純心大学看護学部看護学科 透明文字盤を使ったコミュニケーション技術の体験   2018年度 東京純心大学看護学部看護学科 透明文字盤を使ったコミュニケーション技術の体験
2018年度 東京純心大学看護学部看護学科 透明文字盤を使ったコミュニケーション技術の体験   2018年度 東京純心大学看護学部看護学科 透明文字盤を使ったコミュニケーション技術の体験
  2018年度 東京純心大学看護学部看護学科 透明文字盤を使ったコミュニケーション技術の体験  
 *

透明文字盤とは気管切開手術・ALSなど様々な理由による発声でのコミュニケーション障害を克服する為に作られたもので、ひらがなや数字が書かれている透明なアクリル板です 

 **

ICT救助隊とは難病患者や重度障害者の方のコミュニケーションを、ICT(情報通信技術)を活用して支援するNPO法人です  

 

在宅看護学担当:戸塚、南、松岡
(文責:南 幸子)