現代文化学部
こども文化学科の概要
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)
現代文化学部こども文化学科では、建学の精神と教育理念に基づき、「愛に根ざした真の知恵」をもって、多様な文化・社会の中で生きる子どもの命を守り育てる保育者を育成します。保育および幼児教育の高度な知識と技能を身につけ、子どもの幸せと平和の実現のために多文化共生社会のなかで協働し、主体的に判断し表現できる資質を養います。以上の教育目的に従って定めたこども文化学科の教育課程を履修して所定の単位を修め、下記の資質・能力を備えた者に卒業を認定し、学士(こども文化学)の学位を授与します。
【知識・技能】【思考力】【主体性】
豊かな感性と教養の土台の上に、保育・教育の高度な知識と技能を身につけ、「こども・からだ・こころ・あそび」のキーワードを通して主体的に思考することができる。
【表現力】【多様性】【協調性】
子どもの幸せと平和の実現のために、多様な背景や文化を持つ地域の人々と痛みや喜びを分かち合い、創造的なコミュニケーションを通して表現することができる。
【判断力】【主体性】
保育者としての高度な専門性に裏付けられた「愛に根ざした真の知恵」を持って主体的に判断し、多文化共生社会を生きる子どもたちの命を守り育てることができる。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実践の方針)
現代文化学部こども文化学科では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、教育課程を「基礎科目」と「専門科目」で構成しています。
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基礎科目
建学の精神と教育理念に基づき、常に平和に関心を示し、幅広い教養と豊かな人間性と倫理観をもって責任ある行動のとれる人材を育成するために、以下のような科目群で体系的に編成しています。- 大学1・2年次の導入教育となる「現代文化セミナー」「純心チュートリアル」「アカデミック・ライティング」「Humanities Basics」を卒業必修科目として開講します。
- 人文・社会科学、芸術、外国語、情報、スポーツ・健康、留学・インターンシップなどの選択科目を通して多文化共生社会の担い手になる人材を育成します。
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専門科目
専門的な知識・技能、論理的思考力、実践力を育み、保育士資格・幼稚園教諭1種免許状取得に必要な科目を以下のような4つの柱(身につける力)にバランスよく配置し、入門期・発展期・実践期・探究期の学修段階を踏まえてカリキュラムマップに示す通り体系的に編成しています。- こども文化・保育・教育全般への思考力・判断力
- 保育・幼児教育の専門的知識と技能
- 「こども・こころ・からだ・あそび」をキーワードとしたこども文化の感性と表現
- 保育・教育の実践と態度
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授業形態
- 感性教育の伝統を基に<表現系科目>に力を入れています。【思考力・判断力・表現力】――ピアノ・トーンチャイム・リトミック・造形・絵本・読み聞かせ・舞台表現
- 全人教育・リベラルアーツ教育の伝統を基に<実践型科目>でのアクティブラーニングに力を入れています。【主体性・多様性・協調性】【知識・技能】――野外文化活動、言語文化海外実習、リベラルアーツ実習
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学修成果の測定と評価
シラバスの評価方法・基準をもとに成績評価基準に従い厳正に行い、学修評価はGPA に集約し、各学生のポートフォリオを活用しながらアドバイザーが修得単位数とともに適切な指導や助言を行います。
教育内容概要
キリスト教ヒューマニズムに基づく人間教育
- 現代文化セミナー
- オリエンテーションキャンプ
- キャンドルサービス
- 創立記念行事
- 純心こどもの国のクリスマス
- クリスマス行事
芸術文化リベラルアーツの伝統
- 感性教育
- 純心平和学
- 合唱音楽
- トーンチャイム
- パイプオルガン
体験・実践型授業の重視
特色のある授業
- 野外文化活動
- 言語文化海外実習
- リベラルアーツ実習(ボランティア活動の単位化)
表現力の育成
特色のある授業
- ピアノ
- リトミック
- オペレッタ
- 造形あそび
- 絵本
- 読み聞かせ
- ストーリーテリング
- 紙芝居
- パネルシアター
- エプロンシアター
3つの資格課程
資格・免許
- 保育士国家資格
- 幼稚園教諭一種免許状
- 認定ベビーシッター資格(公益社団法人全国保育サービス協会)
- ピアヘルパー資格(NPO日本教育カウンセラー協会)
- 准学校心理士資格(一般社団法人学校心理士認定運営機構・日本学校心理士会)
- リトミック エレメンタリー免許(初級)(国内免許)(日本ジャック=ダルクローズ協会)