「純心ほんわかサロン」 を開催しました

開催日 令和3年11月27日(土)13時~15時30分
講師  医師  松本清彦先生
    看護師 松原昌代先生

 「純心ほんわかサロン」は、がん患者さんとご家族に癒しの場を提供することを目的に企画・開催いたしました。当日は、残念ながら患者さんのご参加はありませんでしたが、本学のホスピス・緩和ケア研究班の学生7名と教員6名に加え、八王子市役所から1名の方のご参加をいただき、 サロン開催目的の「癒し」の時間を持つことが出来ました。

 松原昌代先生は、日頃から多くのがん患者さんにリラクゼーションを提供されている方です。参加者のからだと気持ちがほぐれるように、ヨガを教えていただきました。ヨガでからだの心地よさを感じると、気持ちもほぐれ、ゆるゆる、ほんわかした気持ちになっていくのを感じました。

 八王子市で訪問診療に携われている松本清彦先生からは、身体的なケアのみならず、その方の生活背景を踏まえたこころのケアについてもお話をいただきました。これから病院実習がはじまる学生は真剣なまなざしで、先生のお話に聞き入っていました。

 参加した学生からは、「ゆったりとした空間でリラックスすることができ、心と身体が繋がっていると身をもって体験することが出来ました。患者さんに仕事としてだけ向き合うのではなく、人として向き合うことの大切さを学ぶことが出来ました。」という感想が聞かれました。日々の授業や課題学習などでやや疲れ気味(?)の学生たちのからだと気持ちがほぐれ、看護の学習につなげて考える機会になったようです。

 次回は参加してくださる患者さんに、私たちが体験した癒しを提供できればと思います。


       看護教育実践研究センター 地域貢献事業「純心ほんわかサロン」一同