2024年11月16日(土)「輝く未来をつなぐ純心の看護」をスローガンに、記念式典を執り行いました。在学生、教職員一同が参列し、主な実習施設である聖マリアンナ医科大学病院、右田病院の皆様、八王子市長、東京都看護協会会長をはじめとした約50名のご来賓の方々にご臨席を頂きました。奏楽、聖書朗読ののちに、青木治人学長より式辞、ご来賓の方々から心温まるご祝辞を頂戴いたしました。大学歌の斉唱を通じて、改めて本学の建学の精神「キリストの教えに基づいて真善美を探究するために、聖母マリアを理想とすること」に立ち返る機会となりました。

また、記念講演会では、認定NPO法人マギーズ東京 共同代表理事・センター長 秋山正子先生にお越しいただきました。「輝く未来をつなぐ純心の看護 ーつながる・ささえる・つくりだすー」をテーマに、人間の尊厳を重視する視点からご講演頂き、一般の方と本学園関係者のこころが通じる機会となりました。本学の大学図書館では秋山正子先生のご著書の展示をしており、講演会当日には秋山先生にご来館いただくことができました。


健康イベントでは、一般の方を対象に「フレイル予防のための家庭でできる筋力トレーニング」を聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座 健康運動指導士の寺脇史子先生からご講演と実技のご指導を頂きました。加齢による筋力や心身の活力の低下を防ぐ方法を学び大盛況となりました。

在学生が主体となって「血圧・酸素飽和度・血管年齢・ベジチェック(野菜不足)測定」「米粉粘土遊び・絵本読み聞かせ」「赤ちゃん人形でお世話体験してみよう!」を行い、一般の方の健康に貢献できる時間となりました。



演奏会では、本学部生によるハンドベル・トーンチャイム・フルートによる演奏、東京純心女子中学校・高等学校コーラス部による合唱、鏑木陽子客員教授によるパイプオルガン演奏が続き、参加者は心身の緊張が解きほぐれる音楽の力を体感しました。



10周年を機に本学部の歩みを振り返りつつ、次世代を見据え、保健・医療・福祉に求められる看護職の育成に努めてまいります。