ようやく冬らしさがやってきた12月14日(土)江角記念講堂で行われたクリスマスチャリティオルガンコンサート2024は昨年を上回る600名超のお客様をお迎えすることができました。寒さの中多くのお客様が開場前から列を作ってお待ち下さいました。



イエス様のお誕生を力強く伝えるイザヤ書がアンジェラ会の学生によって朗読され、クリスマスを祝うコンサートへと会場の雰囲気が誘われていきました。第一部のトップバッターを飾ったのは、ハンドベルとオルガンの合奏。普段トーンチャイム演奏に親しんでいる学生にとってハンドベルは新たな挑戦でしたが、オルガンとの見事なハーモニーで聴衆の心をつかみました。



この第一部では、地域共創センター主催のオルガン講座を受講した受講生も力強い演奏を披露し、会場から温かな拍手を送られました。また、学生によるトロンボーンの演奏はオルガンとの相性を感じさせる温かな響きで会場を優しく包み込むようでした。そして締めくくりは、天日倫代先生のヴァイオリン独奏。優美な響きが、コンサートの歴史と気品を伝え、第二部への期待が一層膨らむようでした。
第二部はオルガンの独奏からスタートです。オルガンの音色は、聖書の世界を描き出し、人々の祈りを天へと届けるようなふくよかさがありました。続く演奏は卒業生が中心となって演奏活動を続けている「女声合唱団ぴゅあはーと」。グレゴリオ聖歌を含む5曲を演奏し、美しい歌声が会場を魅了しました。続くヴァイオリンとオルガンの二重奏はお互いが見事に呼応しあい、厳かで華やかな旋律が江角記念講堂に響き渡りました。2曲目は神の深い愛と温かさを存分に表現したパストラーレで締めくくられました。



そして恒例の酒井多賀志先生編曲「きよしこのよる」の全員合唱でコンサートはお開きとなりました。
開場前と休憩時間に開催されたJunshin Christmas Marketも大変な賑わいとなりました。今年のBGMは前週に開催した「純心こどもの国のクリスマス」の劇中で演奏された曲目で、ぐりとぐらの衣装をまとった学生が演奏しました。チャリティ募金、ペットボトルキャップ回収の他に今年は新たにフードドライブ(食品回収イベント)をフードバンク八王子のご協力の元開催し、たくさんの食品が集まりました。学生の選んだクリスマス絵本や、シスター手作りのマスコットも大人気。また、毎年同時開催してくださる「くぬぎクリスマス展」(東京純心女子短期大学・東京純心大学同窓会くぬぎ)も多くの方がゆっくりと鑑賞されていました。









チャリティ募金とマーケットの収益190,489円は、八王子市に寄附いたします。詳しくは後日改めてご報告いたします。ご来場いただきました皆様心より感謝申し上げます。そしてまた来年、この会場で皆様とクリスマスの喜びと平和を分かち合えますように。
May peace, joy, hope and happiness be within yourselves this Christmas season.