「純心こどもの国のクリスマス」(報告)

 平成30年12月8日(土)、晴天の下、「純心こどもの国のクリスマス」を開催いたしました。今年は、開催15年目の節目の年にあたり、例年以上に来場者の皆様に楽しいクリスマスをお届けできるよう、企画から運営まで実行委員会が中心となって行いました。

 第1部では、タンタンカスタネット作りを行いました。学生たちは、お子様をはじめ、皆様に楽しんで制作してもらえるよう、見守りながらのサポートを心がけました。完成したカスタネットを楽しそうに鳴らして遊んでいる子どもたちの様子に、学生たちも嬉しそうでした。また、絵本の読み聞かせも行い、保護者や大人の方も楽しんでくださっているご様子でした。カスタネットの表面に思い思いの絵を描いたり、お名前を書いたりして、世界に一つだけの素敵なカスタネットができました。

 第2部では、江角記念講堂で行うステージショーです。まず、こども文化学科1年生によるトーンチャイムの演奏が行われました。この日のために、数ヶ月前から授業で練習をしてきました。本番では、トーンチャイムの綺麗な音色と息のあった演奏が会場に響きました。

 続いて、今年の新たな試みである、4年生によるパイプオルガンの演奏が行われました。演奏が始まった途端、パイプオルガンの独特で迫力のある音色が響きわたり、会場が荘厳な雰囲気に包まれました。圧巻のパフォーマンスでした。

 パイプオルガンの演奏後は、学生たちによる手遊びを行いました。歌に合わせて、手を動かし、会場が今度は明るく、温かい雰囲気に包まれました。

 最後は、毎年恒例のオペレッタを披露しました。トーンチャイムと同様に、こちらもこの日に向けて、一生懸命練習を重ねてきました。今年の題目は「がんばれ!サンタさん!」。サンタさんを助けるための○×クイズあり、1部で制作したタンタンカスタネットを皆で奏でる場面ありの楽しいステージで、会場全体が一つになりました。

 お客様がお帰りになる際には、感謝の気持ちを込めて制作したお土産を渡しました。会場全体が笑顔に溢れ、開催15周年にふさわしい盛り上がりを見せました。こども文化学科学生にとっても、お子様をはじめ、多くの方々と接し、皆様の笑顔、粋な心に触れる大変貴重な経験となりました。
ご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。