人命救助を行った4年生の表彰式を行いました(令和3年4月5日)

 看護学科では、人命救助を行った功績を称え、令和3年4月5日、4年生2名の表彰式を行いました。
学生らは、駅の構内で、体調を崩し目の前で倒れた高齢者に遭遇しました。すぐに駆け寄り、声をかけて意識を確認しました。幸いなことに返答がみられため、ご家族の連絡先を聞き、救急車の手配を行いました。
大学では、3年次科目の成人看護学Ⅲ「傷病者発見時の対応」において、一次救命処置について学びます。今回の学生らの対応は、学習で身に着けた知識・技術・態度を、社会生活で生かした行為であり、看護学生の模範と言えます。
表彰状を手にした2人からは、「目の前で倒れたので、迷わず駆け寄った」「後日、偶然にご家族と再会し、順調に回復されたことを聞き、本当に良かった」とその後の経過について報告がありました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、人間関係が希薄な世の中になっています。今回、学生らが、かけがえのない人の命を救ったことを、看護学部として称えるとともに、一人一人の学生が、成長し続けられるよう支援をしていきたいと思います。

 (文責 4年生アドバイザー担当)